Final Fantasy XIV / PHANTASY STAR ONLINE 2

<FF14&PSO2>180度ほども違う、そのゲーム性

「Final Fantasy XIV」(FF14)と「PHANTASY STAR ONLINE 2」(PSO2)

その比較記事となりますね。

両者とも、2018年7月14日時点の実装内容に基づいています。

「比較」というと、どちらが優れているかというお話になりやすいですが、そうではなく。

両者の相違点を明らかにすることで、より自身にフィットする方を選択してもらいたいからです。

そも、FF14は「オンラインRPG」、PSO2は「オンラインアクションRPG」と、少しジャンルも異なるため、自ずとプレイフィールも変わってくるものですけども、それ以上に、ゲームとして目指す方向性が180度ほども異なっているのが、この両者

どれくらい違うのか、ということをお伝えできればと思います。

長文のため、まず目次から。

★ 課金方式の違い

FF14

定額課金方式。フリートライアルによる体験プレイが可能。ただし、フリートライアル版ではLV35までしか上昇しない。

LV35だと、自分にフィットするかどうかを判断するには、まだ早い段階

レベル上昇に伴って使用する技・魔法の数が増えたためにバトルについて行けなくなった、私のような人間もいたりします。

フリートライアル版のページ
https://www.finalfantasyxiv.com/freetrial/?utm_source=freetrial&utm_medium=pc-menu&utm_campaign=jp-pr

フリートライアルの条件(制限)などが記載されています。

PSO2

F2P方式(Free to Play、基本プレイ無料)。最低でも、メインとサブの2クラス(職)を育てることになる

高レベル・高難易度帯になると敵の動きも速いため、キャラのレベルが上がり装備も充実してきたら、高い難易度も経験してみるとよいです。

プレイ料金ポリシーのページ
http://pso2.jp/players/support/rule/item/

「高性能な武器」どころか、装備品そのものが課金スクラッチでは販売されていません。

★ 戦闘の基本1


RPGとアクションRPGの違い

FF14

UI(ユーザーインターフェイス)上の表示を見ながら戦う。

「回避ボタン/キー」がなく、基本的に「回避」を意識するのは大技に対して
(走って移動して、攻撃範囲外へ逃れる)

キャラクターをジャンプさせられるが、ジャンプを駆使して戦うことはない

敵の挙動にタイミングをあわせての操作が苦手でも、プレイできる

PSO2

敵の挙動・状態(攻撃の予備動作やダウンなどの状態変化)を見ながら戦う。

「回避ボタン/キー」があり、敵の動きを見切れるようになるとノーダメージで倒すことも可能

ジャンプアクションが有効

技によっては、地上時と攻撃モーションや性能が異なったりする。

ジャンプしながら射撃することで、低い障害物を越えて攻撃できる。

等など、絶対必須、というわけではないが、ジャンプを織り交ぜつつ戦えるようになると、戦い方のバリエーションが広がる

なにより「カッコイイ」

複数のUI上の表示を注視しながらの操作が苦手でも、プレイできる

画面レイアウト比較のため、画像を掲載・・・・・・

私はなるべくプレイ中の画面はスッキリさせたい方なので、FF14の画像はこれでも表示が少ない方です。
(あまり整理もされてませんが・・・・・・)

コンテンツによっては、さらに専用のUIが追加されることもあり、とにかくUIの表示が多いです、FF14は

この違いはつまるところ、「両者のゲーム性の違い」ということで、それについてさらに述べてゆきます。

★ 戦闘の基本2

使用する技・魔法(PSO2では「テクニック」)の

FF14

修得済みのものを可能な限り活用、状況に応じて使い分けつつ戦う。

状況を把握し、状態を管理しつつ、多彩な技・魔法を駆使して戦うことに喜びを見いだす人に向いている

PSO2

修得済みのものの中から、自身の戦闘スタイルに合うものを選んで使用する。

1つの武器にセットできるのは最大で6つ。

武器を持ち替えることで更なる使い分けも可能となるが、必要性を感じてから増やしても問題ない。

多数の技・魔法の使い分けよりも、自身の操作技術を磨き上げることに喜びを見いだす人に向いている

★ 戦闘の基本3

ギミック(仕掛け)について

FF14

ボスキャラには何らかのギミックが設定されている。

レベルの上昇に伴い内容も多様化し、「状況の変化を見逃さず、その変化にどのように対応するかを考えること」が必要となる

特に高レベル帯では、適切なギミック対応ができなかった場合、全滅、もしくは非常に厳しい戦いを強いられることになるケースが多い

ギミックに関連した即死技をもつボスも多数

そのため、初見でプレイするコンテンツについて、予め、攻略情報を調べておく「予習」という慣習がある

もちろん、予習なしで挑戦しようという層も、ある程度存在する。

PSO2

FF14のようなギミックは存在しない

ギミックがあったとしても、出現した何かを破壊すればいいだけ、というシンプルなもの。

一定量のダメージを与えることで、敵(主にボス)が状態変化し、攻撃パターンが変化するといった要素はある。

即死技を持つボスはほとんどいない

「即死級」の攻撃を放つボスは多いが、それらの攻撃は自衛系のスキルなどによりダメージ軽減が可能。

★ 戦闘の基本・まとめ

FF14

UI上の表示を注視し、多数の技・魔法を使い分けながら、(ボス相手の場合は)ギミックの対処法を考えつつ、時に移動もして戦う。

PSO2

敵の挙動・状態変化に注視しつつ、敵の動きにあわせて攻撃・回避(ガード)を織り交ぜつつ戦う。

文字にするとFF14のバトルは難しく感じるかもしれませんが、初めてプレイするコンテンツを「予習」することに抵抗がなければ、ギミックの対処法については考える必要がなくなります

いずれにしても、体験してみなければ分かりません

両方適応できる人もいれば、片方にしか適応できない人もいます

両方適応できるけれど、「こちらの方が好き」という好みの問題もあります

★ パーティプレイ時の役割分担について


FF14

敵の攻撃を引き受けるタンク(盾役)

味方を回復するヒーラー(回復役)

敵を積極的に攻撃するDPS(攻撃役)

ほとんどのコンテンツでは以上のような役割(ロール)分担があり、システムによって全ての職に役割が割り当てられている。

PSO2

特に役割分担はなく、すべての職が、有効な攻撃手段有効な回復手段を備え、また味方を復活させるためのアイテムを携行可能(上限5個)。

クラスごとに修得するスキルや攻撃方法などが異なるため、戦闘スタイルは千差万別である。

例えば、支援能力の高いクラスの場合には、攻撃行動に加えて「敵の脆弱化」や「味方の強化支援」を行うこともできる。

システムによる役割分担はないが、パーティメンバー同士の「連携」を意識することで、より効果的な戦い方ができる

FF14では、職の選択=戦闘スタイル+役割の選択

PSO2では、職の選択=戦闘スタイルの選択

という認識で問題ありません

★ 職の変更について


FF14

クラス・ジョブ毎に対応する武器種が設定されており、武器を変更することでクラス・ジョブチェンジが可能

装備一式を登録した「ギアセット」を利用してチェンジすることも可能。

コンテンツプレイ中は変更不可。

PSO2

クラスの変更は、クラスカウンターで行う

装備や各種パレットの状態を「マイセット」に登録している場合は、カウンター以外の場所でもチャットコマンドによる切り替えが可能。

コンテンツプレイ中は変更不可。

職の変更については、両者に大きな違いはないと考えてよいです

★ ソロプレイ/パーティプレイのバランス


FF14

ソロでプレイ可能なコンテンツも多くあるが、パーティでコンテンツをプレイしてこそ最大限の楽しさを味わえる、というのがFF14のゲーム性。

パーティ専用、もしくはパーティ向けコンテンツが、メインとなる。

パーティを組むとなると、プレイしたいコンテンツをすぐにプレイできない、ということが起こり得る。
(「旬のコンテンツ」については、比較的短時間で人が集まる)

しかし、パーティプレイ時のやりがいや、クリア時の達成感などは大きいものなので、それを思えば多少の待ち時間は許容可能と思われる。

なお、メインストーリーについては、基本的にソロプレイで進行可能だが、要所要所でパーティプレイ必須となる。

PSO2

ごく一部を除き、ほとんどのコンテンツはソロ/パーティどちらでもプレイ可能
(パーティプレイ時には、自動的にコンテンツに調整が掛かる)

メインストーリーのクエストは、「ソロプレイ専用」となっている。

ソロでしっかり楽しめて、パーティを組めばパーティなりの楽しさも味わえる、というゲーム性。

また、パーティを組まずにコンテンツに参加し、他の参加者とマルチプレイを楽しむ、ということもふつうに行われている。

パーティプレイ自体については、両者とも楽しめる、と思って差し支えありません

ただ、仲間と役割を分担し、与えられた役割をまっとうすることで得られる楽しさを味わえるのがFF14

規定の役割や人数にとらわれず、フリーダムに共闘する楽しさを味わえるのがPSO2

FF14にも役割・人数が自由なコンテンツはありますが、一部です。根本の方向性は、やはり「役割分担」となります

★ 最新のバトルコンテンツ参加について


FF14

プレイに必要な条件の1つが、キャップ(上限)レベルとなっているものが多い

また、身につけている装備の性能を数値化したアイテムレベル(IL)が、一定値以上必要な場合がほとんど

特定のコンテンツクリアが、条件となっている場合もある。

ILを条件とすることで、自身の装備の性能が不足しているかどうかを判断することが可能
ただし、必要ILを満たしているからといって、クリアが保証されているわけではない。

過去に配信されたコンテンツと何かしらの関連性のあるコンテンツの場合には、「特定コンテンツのクリア」が条件となっていることが多い。

PSO2

一部の高レベル帯向けのものを除き、基本的にどのコンテンツにも複数の難易度が用意されている

プレイヤーは、自身のキャラクタの強さに適していると思われる難易度を選択してプレイする。
(難易度ごとに必要レベルが設定されている)

そのため、レベリング中でも最新のバトルコンテンツをプレイ可能。

PSO2の方が、より自由にプレイ可能です

ただその分、現在の装備で通用するかどうかの判断がしづらかったり
メインストーリーとは別の、ストーリー性をもったコンテンツ群がなかったりと、

結局のところ、どちらも一長一短と言えます

★ 装備新調について


FF14

従来品より高いILの装備が実装された場合には、新調することになる

新しいコンテンツをプレイするためには、一定以上のILが必要となるため。

PSO2

ILという指標がないため、新規実装の装備に新調するかどうかは、ユーザーが判断する。

しっかり強化した装備であれば、1年以上使用し続けることも可能

FF14では、装備新調のタイミングは開発側が管理しています。ユーザーは、その「流れ」に乗って新調してゆくことになります

すべては、コンテンツの難易度を、やりがいを感じられるレベルに保つため

PSO2では、装備新調のタイミングは、ユーザー自身が判断しています

コンテンツをプレイしていて能力不足を感じたり、あるいは、欲しかった装備が手に入ったり、理由は様々ですが、必要と感じた場合に新調します

この辺りも、両者の目指す方向性の違いがよく表れていると思います。

★ 世界観へのコダワリ


FF14

基本的には西洋ファンタジーベースのFFワールドで、全体的に統一感がある

他作品とのコラボ時も、なるべく違和感がないよう調整が行われている模様。

PSO2

基本はSFベースの世界であり、メインストーリーの内容もその世界観に基づいている。

また、ロビーであるアークス・シップ内の景観も、SF的なもの。

ただ、様々な作品とコラボしている関係で、特にプレイヤーキャラの服装についてはPSO2の世界観から逸脱しているものも少なくない

ロビー内でも、リアル地球の季節や年中行事に合わせたオブジェが出現する。

神社や門松、イースターエッグ、七夕の笹、お月見関係、クリスマスツリーや雪だるま、等など。

FF14では、世界観を重視するユーザーも多いです

統一感のある世界はそれだけで美しく見えるもので、守りたいと願うのは自然な欲求でしょう

PSO2の見た目は正直、何でもありの雑多な感が否めませんが、それゆえに、異質なものを受け入れられる素地があります

ユーザーもそれに慣れているため、開発チーム外から「ネタ」を仕入れることも容易です

★ ゲーム内世界の広さ


FF14

一般的なRPGのイメージ。
街を出ると平野や森、山や海などが広がっている

各フィールドはそこそこの広さがあり、徒歩だけでは移動に時間がかかるため、チョコボなどの乗り物に乗って移動する
また、テレポやデジョンといった瞬間転移の魔法もある。

様々な表情を見せる自然豊かな世界を旅してゆくことで、冒険者気分を味わうことができる。

コンテンツプレイ時は、基本的に現地への移動が不要で、直行直帰が可能

ただし、まずはフィールド上を移動して冒険を進めていき、未開放のコンテンツを開放してゆく必要がある

PSO2

コンテンツをプレイしていない時の行動範囲は、ゲートエリアとショップエリアのみ
一般市民が暮らすとされる「市街地」へ出ることもできない。

この2エリアが「街」に相当。
必要な機能が集約されており、出撃前の準備をすべて済ませることができる。

冒険を楽しむタイプのゲームに比べ、味気なく感じられるかもしれないが、手軽なゲーム性を好むユーザーにはフィットする

これらの違いは、両者の目指す方向性の違いを如実に表しています

FF14は「スケールの大きさと冒険感」を重視
PSO2は「プレイの手軽さ」を重視

ただ、FF14においても、ほとんど街から動かず、ひたすらコンテンツプレイを繰り返すスタイルのユーザーは、PSO2に近い遊び方をしていると言えます

★ 採取や生産について


FF14

ギャザラーやクラフターといった専門の職がある
それぞれに専用装備が用意されており、戦闘職同様、装備を新調してゆくことが重要。

レベル上昇によりスキルも修得。
戦闘職並に、本格的な内容となっている。

PSO2

プレイヤーキャラ自身が「生産」を行うことはない

「クラフト」は、既存の装備品・技・テクニックなどをカスタムする機能。

必要素材は、アイテム分解によって得た品やドロップ品などを使用。

「スキルリング」は、NPCが製作してくれるもの。

必要素材は、ギャザリングにて採取。

ただしFF14のような本格的なものではなく、道具や装備は不要。スキルもない。

手ぶらで出発し、フリーフィールド内に点在する「採取スポット」にアクセスするだけ

「アークス」の本分は、あくまで任務に基づく調査と戦闘であり、「冒険者」とは異なる。

ギャザリングも、任務の傍ら、ついでに行える程度の内容となっている。

FF14では、戦闘職と同等のやりがいを、ギャザラーやクラフターで味わえるようになっています
(ただし、メインストーリーを進めるためには、戦闘職のレベリングが必須)

一方のPSO2は、プレイのメインはあくまでバトル。プレイの「ついで」に軽く行える程度の位置づけとなっています

★ オシャレについて


FF14

基本的に、すべてのおしゃれ系装備品はゲーム内で手に入れることができる

ただし一部の衣装に関しては、課金オプション扱いとなっているため、別途課金して手に入れる。

「ミラージュプリズム」の機能により、お気に入りの装備品の外見を、他の装備品に投影することができる
(性能はそのまま、見た目だけを他の装備のものに変えることができる)

PSO2

ごく一部を除き、基本的に「衣装」は課金スクラッチを引いて手に入れる

スクラッチで入手した衣装は出品可能なため、ゲーム内通貨「メセタ」で他のプレイヤーから購入することも可能

スクラッチには「配信期間」が設定されている。

そのため、配信期間が終了し、市場にも流通しなくなった衣装については、入手できない

※ 公式サイトのユーザーサポートより、「再販希望」の要望を出せる

なお、PSO2における「服」「鎧」といった衣装類は防具ではなく、純然たるおしゃれのための「見た目装備」

そのため、性能は設定されていない。

「見た目装備」用の装備枠にセットするだけで、外見に反映される。

防具は「ユニット」と呼ばれるもので、別に装備枠が設定されている。

なお、武器・防具といった性能が設定されている装備品は、スクラッチには含まれていない
料金ポリシーのとおり。

★ キャラクターボイスについて


FF14

プレイヤーキャラ>

ボイスを設定できるが、セリフはない

エモート(動作・感情表現)時の、笑い声怒っている時に発せられる声などとして、聴くことが多い。

PCボイスについてはあまり重視されていないようで、新規ボイスの追加はない。

声の感じは、西洋人風

声のタイプは12種類ほどあるが、その中からキャラクターのイメージに合致するものを選ぶとなると、少なく感じるかもしれない。

NPC>

主要人物にはボイスが設定されている。
日本版では、日本の声優が演じている

一部のイベントシーンでのみ、ボイスが流れる

技術的にはもちろん、フルボイス化は可能。

ただ、テキスト量が多く、海外展開も行っているFF14では、フルボイス化するとアップデート作業により多くの時間を要すことになるため、見送られている

PSO2

プレイヤーキャラ>

デフォルトで選択可能な「シンプルボイス」を除き、ほとんどにセリフがある

こちらは主に、戦闘中に聴くことになる。
(NPC同行者もよくしゃべる)

新規ボイスが頻繁に実装される。

声の感じは、アニメキャラのそれをイメージすると分かりやすい。

ピッチ変更も可能なので、キャラクターのイメージに近づけやすい。

NPC>

ロビー内に配置されているNPCがさほど多くないためか、そのほとんどにボイスが設定されている。

また、メインイベント、サブイベントとも、フルボイス

FF14では、PCについてはPSO2ほど「声」は楽しめませんが、NPCがしゃべるシーンでは、映画風の演出を楽しむことができます

PSO2では、PC・NPCともとにかくよくしゃべる印象

多数のPC向けボイスが実装されているため、公式サイト内には「ボイスカタログ」も用意されています

★ おわりに


FF14とPSO2、両者のゲーム性が大きく異なっていることは、ユーザーにとって幸いなことと言えます。

一方をプレイしていて、自身の求めるスタイルに合わないと感じても、もう一方がフィットする可能性があるのですから。

FF14はPSO2になれないし、なる必要もない
PSO2はFF14になれないし、なる必要もない

FF14が満たせないニーズは、PSO2が満たせるかもしれない
PSO2が満たせないニーズは、FF14が満たせるかもしれない

相互に補完し合える関係だと思います。

ですので、もし時間が取れるようであれば、ぜひ両方を味わってみてほしいと思います。

執筆者

主に家庭用ゲーム機で楽しんでいるゲーム好き。 オンラインタイトルは、PSO2とバトオペ2をプレイ。オフゲーする事もアリ。 オンゲではマイキャラになりきって楽しむことを好む。 PSO2での衝撃的な出会いにより、男の娘(2次元限定)に魅力を感じるようになってしまう。

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