オフラインタイトル

<討鬼伝2>クリアしたので、感想をばっ

和風ハンティングアクション「討鬼伝2」クリアしましたー。

今作ではオープンワールド方式のフィールドを採用したため、
RPGっぽい気分も味わえました。
異界を駆け回って探索し、鬼と戦い、瘴気を浄化し、
少しずつ行動範囲を拡げていくという。

開発側が「新たな試み」に挑戦したため、
そのような場合には賛否両論多く出ると思います。

私としては、
「討鬼伝」の世界観そのものが気に入っているので、
基本的に好印象、好評価。
5段階評価で、☆4くらいでしょうか。

何よりも、里の中を自由に歩き回れて、
広大な異界を探索できることが嬉しかったので。

「鬼ノ手」による新アクションも
爽快だったり豪快だったりで、気に入りました。

☆-1は何かというと、
システム面で少々、ソート機能が使いづらいとか、
あと、物語がわりとすぐ終わってしまうとか、ですねー。

では、感想を述べていこうと思います。

☆ 物語

最初の「討鬼伝」から一貫していることは、
主人公はプレイの拠点となる里の出身者ではなく、
どこか別の、遠い場所からやってきた人物、という設定。

今作の主人公は、時空を超えてやってきた設定ですね。

でもって、もう1つ一貫しているのは、
少しずつ仲間や里の人間たちの理解と信頼を得ていって、
最終的に「絆や縁を結ぶ存在」となること。

ある日突然、里にやってきた、
出自のよく分からない人間がそういう存在になるためには、
「仲間からの信頼を得るエピソード」が不可欠。

なので、仲間たちの<過去>に触れ、
共に行動することで信頼を得ていき、
同時に裏で進行する「謎」も少しずつ描かれてゆく、

という流れは、過去作と同じかなと。
<討鬼伝2>クリアしたので、感想をばっ - オフラインタイトル
分霊
ただ今作では、
里内の人間同士の対立による諍いが描かれてますね。

実際に里の中を歩き回って「外様」と「鬼内」、
両者の存在や対立について
実感できるようになっていたこともあり、
「そりゃ、そうなるよねぇ」
と納得しつつ、物語を楽しむことができました。

前作までのように里内の一部しか見えていない状況で、
2つの勢力による対立云々を言われても実感は薄かったでしょう。
で、ボリュームですけども、すでに仰っている方もいるように、
積極的に進めているとすぐ終わってしまう印象。

私は、ウェブサイトの「防具アルバム」充実のために
使わない防具もあえて作っていたので、
素材集めで、ある程度時間をとっていたのですけど、
必要な分だけの装備を作って物語を進めていたら
クリアまでそんなに掛からないでしょう。

装備にしろミタマにしろ、
「最高の状態」にしなくてもクリアできたので・・・・・・。

というか、
ミタマは思いっきり育成途中のものをセットしたまま、
最終決戦に臨みました(笑。
<討鬼伝2>クリアしたので、感想をばっ - オフラインタイトル
時を超えて、最後の戦い
なので、色々と寄り道しながら少しずつ進めていくと
ちょうどいいのかもしれません。

もっとも、
先が気になってつい進めてしまう心理も分かるので、
難しいところですね。

☆ バトル

まず、得物についてですけども、
私はずっと「銃」を使っていました。

特に、博士の信頼を得て、
彼女から託された素材を使用した銃を作製してからは、ずっとそれ。

で、十分でした。
もともと銃自体、隙は大きめなものの万能型の得物なので。

狙いをつけようと構えている時は
<鬼返>がしづらい(私自身の反応が遅れやすい)のですけど、
大抵はNPC仲間がやってくれますから(笑。
物語上のラスボスについては、
これまでで一番、倒しやすかったような・・・・・・。

トコヨノオウ(討鬼伝)はタフな印象がありました。
おまけに、当時は槍を使用していたので、
空を飛ばれると鬼千切以外では手出しができず、
初挑戦時はとても苦戦しました。

イヅチカナタ(討鬼伝・極)は、
まずその奇妙な姿のために戦いづらかった印象があります。
どういう攻撃をしてくるのか、予想しにくいということで。
で、これもタフだったかもですね。

今作では、
そういった「戦いづらさ」はあまり感じませんでした。
タマハミ化しても、戦いづらくなるような変化はなかったですし。

遠距離から各部位を自由に狙える、
銃を使っていたこともあり、余計ラクに感じたのかもしれません。

☆ オープンワールド

広大な1枚のマップで表現されているフィールド。

「広大」といっても、
そう感じるのは恐らく初めて足を踏み入れたときくらいで、
マップが埋まってからはそれほどでもない印象。

高速ダッシュの鬼疾風を使えば、
そんなに時間をかけずに異界内を移動できます。
拠点間を瞬間移動することもできますし。
どこまで広くするか、開発する側としては、
さじ加減が難しいところだったと思います。

あまり広くすると、配置できる要素が多くなって
「オープンワールド」好きなユーザーはいいでしょうけど、
あくまで「狩りゲー」として見ているユーザーにとっては、
ただダルイだけになってしまいます。

あまり狭くすると、配置できる要素が少なくなってしまって、
探索・冒険感が損なわれてしまいます。
それでは、せっかくのフィールドがもったいないです。
採用する以上は、活用しないとですね。

で、私はちょうどいい広さに感じました。
場所は限定されるものの、
鬼ノ手を利用して高所へ上れるのもまたヨシ。
「天空安土城」あたりは楽しかったです。

異界で消息を絶った人間を捜索する場合も、
今作のような
仕切りのないフィールド上で行う方が、より雰囲気が出ます。
冒頭で述べたように、
RPGのような感覚でプレイできたのでおおむね好印象です。

あえて言うなら、他の里も登場させて、
プレイの進行と共に活動拠点が移ってゆくように
するのもアリかもしれません。
冒険感が増すと思います。

初めて「オープンワールドになる」と聞いた時には、
霊山や、シラヌイ、ウタカタなど他の里へも行けるのかナと、
思ってました(笑。

もしくは、人間がふつうに生きられる環境になった場所には、
人が住み始めて「里」ができ、新たな拠点になるとか・・・・・・。
異界化により滅んでしまった「里」を復興させるカンジ。

いずれにしても、「里」が増えるとなると
もっと広いフィールドが必要になりそうですけど。

今作のフィールドは、
これまで仕切られていたものを取っ払って
各エリアや領域を繋げて1枚のフィールドで表現し、
シームレスに探索できるようにしたものに、
いくつかの発見要素を加えたもの、

という印象なので、
まだまだアイデアを盛り込む余地はありそうです。

「討鬼伝」が新たな一歩を踏み出したことは間違いないので、
これをさらに発展させていってほしいと思います。

☆ テーマソング

エンディングで流れる「十六夜の月に舞え」エンドクレジットのシーンは
動画保存できないようになっているので、
何らかの方法で無理やり動画保存して
おまけにネットで公開すると、
それは「やっちゃいけないこと」になります(笑。

おそらくライブ配信時も、
エンドクレジットに入ると映像が見えなくなるですね。

そこは「大人の事情」でそうなっているわけで。

で、メーカー側でそういう制限を掛けられるため、
PS4ではユーザーが安心して、
動画を保存して公開したり、ライブ配信したり、できるわけで。

スクショは撮れたので、こちらは問題ないのでしょう。

<討鬼伝2>クリアしたので、感想をばっ - オフラインタイトル

私は、「ゲーム」についてあまり強いコダワリは持っていません。
「こうあるべき」みたいなのは。

その方が、色々なタイプのゲームを楽しみやすいからです。

なので、
「討鬼伝」にこうしたカッコいいテーマソングがつくのも
アリだと思っています。

そればかりか、エンディングで聴いていて気に入ったので、
すぐさま某密林さんで検索して、MP3を購入したほどで(笑。

別に、しょこたんファンではないですヨ。

☆ もう「モンハン」を引き合いに出す時期じゃない

初代の「討鬼伝」の頃には、
どういったゲームかを説明するために、
同ジャンルのモンハンを引き合いに出すことがよくありました。

「モンハンみたいなの」って。

けれど、プレイして、
かつ、ちゃんと「討鬼伝」を理解している方は、
まったくの別モノだということはご存じのことと思います。

そもそも
「狩猟」と「鬼との闘い」というテーマからして異なり、
そうなると自ずとゲーム性や、
そのセールスポイントなども異なってくるもので。

当時、モンハンのパクリと言っていた方は、
「討鬼伝」の上っ面しか見えていないのです。

まずその世界観を理解することで、色々な違い、
つまり「討鬼伝の独自性」オリジナリティが見えてくると思います。
で、初代が出て、その極(完全)版が出て、「2」も出て・・・・・・

と、初代発売から相応の月日を経た現在でも、
まだ「和風モンハン」と思ってプレイを始めてしまう方が
いらっしゃるようで。

操作性が異なるのは当たり前。
別のゲームですから。
というか、
同じジャンルでもゲームタイトル毎に違いがあり、
それぞれに異なる要素を楽しめる、

というのは、ごく自然なことと思います。

例を挙げると、同じ日本を代表するRPGでも、
「ドラゴンクエスト」と「ファイナルファンタジー」では
まったくテイストが異なります。

後者に至っては、同一のシリーズでありながら、
「新たな試みによる変化」を重視しているため
毎回のようにシステムが変わりますし(笑。

そんなもんなので、
新たな一歩を踏み出した「2」が世に出た現在、
ゲーム内容を説明する際に
モンハンを引き合いに出すべきではないと思います。
かえって混乱を招きかねません

☆ まとめ

なるべく
寄り道しながらプレイするといいカンジです(笑。

もちろんクリア後も、
「上級」の難易度をプレイできるようになったり、
すべての依頼達成を目指したり、
ミタマ収集に勤しんだり、
(クリア後に出現するようになる)新たな鬼を
討伐して装備を作ったり・・・・・・。

色々とやりこむことは可能です。
もっとも私の場合は、
ふだんオンライン専用タイトルを
メインにプレイしていることもあり、
なかなかオフラインベースのタイトルを
コンプリートするまでやりこむことはないのですけど。

そのため、
「自分が満足したらプレイ終了」というスタイルです。

オンゲに加えて、
他にプレイしたいタイトルもあったりするので、
1つ1つコンプリートを目指していたら、
とても時間が足りません(苦笑。

執筆者

主に家庭用ゲーム機で楽しんでいるゲーム好き。 オンラインタイトルはSFアクションRPG「PHANTASY STAR ONLINE 2」(PSO2)がメイン。 オンゲではマイキャラになりきって楽しむことを好む。 PSO2での衝撃的な出会いにより、男の娘(2次元限定)に魅力を感じるようになってしまう。

コメントを残す

テキストのコピーはできません。