RPGとは

RPGの歴史

まず、ロールプレイングゲーム(RPG)とは、
参加者が各自に割り当てられたキャラクターを操作し、
一般にはお互いに協力しあい、
架空の状況下にて与えられる試練(冒険、難題、探索、戦闘など)を
乗り越えて目的の達成を目指す、ゲームの一種(Wikipediaより)。

その歴史は古く、元々は何人かが集まって、
対面で行っていました(テーブルトークRPG)
それを、コンピュータ上でひとりでプレイできるようにしたのが、
コンピュータRPG

その始祖的なタイトルとしては、1981年に発売された
ウィザードリィ(米国)やウルティマ(英国)などが有名です。
それらの影響を受ける形で、
日本でファミリーコンピュータ用にドラゴンクエスト(1986年)が
生み出され、以後、シリーズ化されることでRPGの知名度は
飛躍的に高まりました。

コンピュータRPGについて

昨今のコンピュータRPGでは大抵、プレイヤーひとりで複数人の
パーティメンバーを操作します。
そのため、役割を演じるというよりは、
パーティの管理者、司令塔という印象が強くなります。

また、特にストーリー重視型のRPGでは、
「自分はリーダーではなく、
パーティをサポートする裏方的な役がいい」
と思っていても、その通りにはできません。
プレイヤーが演じるのはあくまで主人公=リーダーです。

プレイヤーの意識次第で、
他のパーティメンバーを勝手に主役扱いすることは可能です。
ただ、どうやってもストーリー上では扱いに差が出てきてしまいます。

他方、主人公が明確に設定されていないタイプのRPGでは、
プレイヤーが任意にパーティメンバーを設定でき、
その中のひとり、たとえばサポート役を主役扱いすることが可能です。
ただ、その場合でも大抵は、
パーティメンバー全員を操作することになります。

オンラインRPGでのロールプレイ

オンラインRPGでは基本的に、
操作するのは1プレイヤーあたり1キャラクターです。
また、プレイヤーの操作するキャラクターは主人公ではありますが、
ほとんど何の設定も存在しません
プレイヤーの思うがままに
容姿や種族、職業といった項目を設定できます。

既定の主人公ではなく、
<無>の状態から主人公となるキャラクターを創り出すこと

プレイヤーひとりで1キャラクターを操作すること
リーダー以外の立場でも、パーティに参加できること

コンピュータRPGでありながら、本来の<RPG>に近い楽しみ方が
できるのが、オンラインRPGの特徴と言えます。

それでも限界はあり、
ゲームシステムの範囲内での設定しかできません。
たとえば、
このキャラは自宅でネコを飼っているとか、
コワモテだけど本当は優しいとか、
頭髪の薄さを気にしているとか、
肌荒れを気にしているとか、
最近太り気味なのでダイエットを考えているとか、
そういったところまで設定できるかどうかは、
すべてゲームシステムによります。

そこで、より深くロールプレイを楽しむために、
ゲーム側では設定できない部分について
プレイヤー側で任意の設定を行うことになります。

テキストのコピーはできません。