MHWと討鬼伝2、それぞれの特徴
1月下旬に「モンスターハンター:ワールド」(MHW)のプレイを始めました。
実はこのシリーズはあまり経験がなく、他にはオンライン専用の「フロンティア」をプレイしたのみ。
とは言え、フレンドと一緒にプレイしていることもあり、長く楽しめそうです。
「ハンティングアクション」というジャンル自体、プレイ経験が少なく、「ゴッドイーター」も無料体験版をプレイしたのみ。
その中で、後発の「討鬼伝」だけは、
「討鬼伝」「討鬼伝・極」「討鬼伝2」とプレイしてきています。
もともと、和風のものが好きであることと、
ドラマ性の高いストーリーがフィットしたのだと思います。
さて、「討鬼伝2」は2016年発売と、やや古いタイトルとなっていますが、
せっかくなので、MHWと討鬼伝2、それぞれの特徴・違いについて語ってみたいと思います。
< 目 次 >
・どんなゲーム?
・プレイヤーキャラの特徴
・装備品について
・大型の敵について
・登場人物について
・おわりに
☆ どんなゲーム?
まずはざっくりと。
・MHW
<狩猟>がテーマ。
リアリティ重視の狩猟体験とゲームとしての楽しみやすさ・面白さをうまく両立させている点が、長く支持されている理由だと思います。
・討鬼伝2
<鬼>との闘いがテーマ。
「日本」を舞台とした和風ファンタジーの世界観と、それに基づく独自のゲームシステム。
さらに、登場人物との絡みも含めて、ドラマ性の高いストーリーなどが支持されている理由だと思います。
「討鬼伝」の世界について、抑えておくべきポイント。
ファンタジー色の強いタイトルなので、以下の<設定>を踏まえておくことで、ゲームシステムへの理解度が深まりやすくなります。
世界は<鬼>による侵攻を受けており、人間の生活領域が次第に狭まってきていること。
<鬼>は、その身に<瘴気>をまとっており、人間は<瘴気>に冒されると死亡すること。
<鬼>の侵攻により世界の<異界化>が進行。異界に沈み、滅んだ里もあること。
プレイヤーキャラの活動の舞台が、その<異界>であること。
「討鬼伝」のゲームシステムは、これらの設定に基づくものが多いです。
☆ プレイヤーキャラの特徴
プレイヤーの分身となるキャラクターは、どんな特徴をもっているのかー。
・MHW
「ハンター」
モンスターの狩猟、捕獲などを行う狩人。
「ハンター」の意味そのままであり、特別な存在ではない。
<環境>を利用することに長け、
現地調達した素材をその場で調合してアイテムを作り出したり、
腕部に装着しているスリンガーのワイヤーを利用して空中移動したりできる。
<罠>の扱いにも長けており、
大型モンスター(後述)を足止めしたり、捕獲したりできる。
大型モンスターの背に乗り、積極的なダウンを狙うことも可能。
武具に備わっているスキルを引き出し、活用することが可能。
長く行動していると(空腹のため)スタミナ上限が低下してゆく。
携行食糧やこんがり肉などで回復可能。
・討鬼伝2
「モノノフ」
<鬼>と戦うための特殊な闘法を身につけ、
超常的な力を駆使して戦う戦士。
「鬼を討つ鬼」
<瘴気>に対して常人よりも高い耐性を持ち、<異界>でも行動することが可能。
とは言え、<瘴気>による侵食が遅いというだけなので、行動可能限界(※)を超えての活動はできない。
※ クエストに設定されている「制限時間」のこと。
道具(アイテム)の類いは携行しておらず、
モノノフとして備えている能力や、
<ミタマ>(後述)のスキルを活用しながら探索・討伐を行う。
・鬼ノ目
鬼の生命力や、破壊可能な部位などを見通すことが可能。
フィールド上の隠された事物を発見可能。
・鬼ノ手
「博士」の発明により使用可能。
高所の特定ポイントを掴むことで、空中移動が可能。
大型鬼の突進を受け流し、引き倒す(ダウンさせる)ことが可能。
<魂の力>を限界まで引き出し、人外の一撃を見舞う「鬼葬」(おにはぶり)を放てる。
(後述の「鬼千切」より強力
・鬼千切(おにちぎり)
<魂の力>を引き出して放つ必殺技。
小型鬼を一撃で消滅させ、大型鬼の破壊可能部位を一撃で破壊する。
使用している武器種により、使い勝手が異なる。
・鬼祓い
ある程度の<瘴気>による穢れを、浄化できる。
その効果により・・・・・・
破壊した鬼の部位を、素材として獲得できる。
瀕死に陥った仲間を救助できる。
救助された仲間は、その場で戦闘に復帰する。
ただし、倒されるごとに<瘴気>の影響が強まり、救助が難しくなってゆく。
☆ 装備品について
なにげに、大きな「違い」があったりします。
・MHW
近接武器は、次第に切れ味が落ちてくる。
切れ味が落ちると攻撃をはじかれやすくなるため、<砥石>で研ぐ必要がある。
間接武器には特殊な効果を備えたビン・弾種があり、
使い分けることで、対象の弱点にあわせた攻撃が可能。
ただし、その多くは携行可能な数に制限がある。
(現地(キャンプ含む)での補充は可能)
防具に<スキル>が設定されており、
複数部位を組み合わせることで強化することが可能。
武器(上位)にも装飾品を取り付けることで、<スキル>のセットが可能。
・討鬼伝2
<切れ味>という要素自体がない。
そのため、「切れ味低下により攻撃がはじかれる」こともない。
間接武器(弓・銃)の内、銃には複数の弾種がある。
<弾数>の要素がないため、弾切れになることはない。
(リロードの必要はある)
装備品自体に<スキル>は備わっていない。
●ミタマ
鬼に喰われてしまった、歴史上の著名人の魂。
鬼を倒すことで解放でき、以後、プレイヤーキャラの武具に宿せるようになる。
<ミタマ>は、宿した状態で戦うことで経験を積み、成長。
新たな<スキル>を修得してゆく。
親子や夫婦など、関係性の高い特定の<ミタマ>同士を宿すことで発動する<組み合わせスキル>も存在する。
どの<ミタマ>にも共通する能力として「治癒」がある。
モノノフは薬などの調合はできないが、<ミタマ>の力を借りることで回復が可能。
登場する<ミタマ>は200体以上に上り、
それぞれにキャラクターボイス&セリフが設定されており、
戦闘中に<スキル>を使用するとしゃべる。
☆ 大型の敵について
表面的には同じ「モンスター」に見えます、が・・・・・・。
・MHW
高度な知能は有していない。
大型モンスターも小型同様、本能・習性にもとづいて活動している。
大型モンスター同士が鉢合わせした場合、<縄張り争い>が発生。
破壊した部位は、<剥ぎ取り>することで素材として獲得可能。
一部のモンスターは、破壊された部位を再生する能力を持つ。
疲労状態や怒り状態などがあり、
体力が低下すると<巣>にもどり、体力回復を図る。
・討鬼伝2
小型とは異なり、大型鬼には高度な知能を有するものが存在し、
中には<指揮官>的な立場のものもいる。
そのような鬼は、時に、組織的な行動を見せることがある。
表面は<外殻>に覆われており、
何らかの手段で<生命力>を露出させなければ、
本体へダメージを与えることはできない。
部位破壊された箇所は、<生命力>が露出する。
すべての大型鬼は<再生能力>を備えており、
時間が経つと破壊された部位は再生する。
ただし、
<鬼祓い>により浄化された部位は、再生できない
<鬼葬>により、内蔵された生命力ごと破壊された場合は、再生できない
ダメージを受け続け、
表層耐力がなくなると<マガツヒ>状態となり、全身に<生命力>が露出する。
ただし、短時間で通常状態に戻る。
特定の条件で<タマハミ>状態になると、全身に<生命力>が露出。
形態や攻撃方法なども変化し、より凶暴になる。
<巣>にもどって休むことはない。
☆ 登場人物について
ストーリー性に影響する要素ですね。
・MHW
プレイヤーキャラは調査団の5期団として、新大陸へ渡る。
同期の仲間や、1~4期団の人物などが登場。
キャラクターボイスは設定されているものの名前は設定されておらず、
肩書きなどで呼ばれる。
クエストへ同行可能なNPCは、オトモアイルーのみ。
クエスト中に、
ギルドカードを交換した他プレイヤーのオトモアイルーや、
新大陸の獣人族、一部の小型モンスターなど、
そういったNPCが加わることはある。
・討鬼伝2
ストーリー進行にともない、多くの人物が登場。
キャラクターボイス、名前、共に設定されている。
モノノフに代表される「鬼と戦える力を持っている人物」は、
ストーリーが進行するクエストに同行することが多く、
そういった人物は、通常のクエストへも同行可能になる。
一緒に戦ってくれるだけでなく、
主人公が倒されると救助にも来てくれる。
戦闘中、状況に応じてしゃべる。
マスコット的な存在「天狐」(テンコ)。
白い狐のような、モフモフとした不思議な動物。
主人公に懐き、活動をサポートしてくれるようになる。
☆ おわりに
「ハンティングアクション」ってどういうゲームなのかー
というと、要は、
1.さまざまなアクションを駆使して、
敵を狩ったりフィールドで採取したりして、素材を集める
(完成品ではなく素材を集めるのがポイント
2.集めた素材で、より強い装備を生産・強化する
この1~2のゲームサイクルを繰り返してプレイを進めてゆくもの、だと思います。
「ハンティングアクション」として共通するのはそのくらいで、
その他の部分については、タイトル毎に異なっています。
それが、オリジナリティと言えるものであり、
そのタイトルの魅力だったりもしますねー。
それぞれの魅力に触れるのも、楽しいものだと思いますっ